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淡々とした日記

20190620

・森本あんり『反知性主義 アメリカが生んだ「熱病」の正体 』(新潮選書)、Kindle積ん読になっていたのを読み終えた。「反知性主義」という言葉は日本でも目にするようになったけれど、米国で言うところの反知性主義は日本では成立していないと思った。これを読んでから、三井誠『ルポ 人は科学が苦手 アメリカ「科学不信」の現場から』を読むといろいろすんなり理解できるのではないかと期待している。

 

ツイッターで「香菜ときくらげの和え物」という文字列を目にし、好きな者の組み合わせなので絶対においしいと思って、あと昨日ハーブ類が山ほど売られていたデパートのことを思い出して、夕方になってから街中へ出かける。夫の帰宅時間と重なったので夫もデパートに合流させるが、待ち合わせがうまくいかなかったのとくたびれていたのとであまり機嫌がよくなさそう。香菜とオイスターソースを買って帰る。

 

chefgohan.gnavi.co.jp

・和え物の出来映えは・・・私はおいしいと思ったけど、香菜がそれほど柔らかくなかったこと(茎は結構太かった)、きくらげはスーパー②で買った安いやつで、ぶりぶりした食感に欠けたせいで夫の評価はいまいちだった。絶対気に入るだろうと思って作ったメニューへの反応が薄いと悲しい(しかも食材の貧弱さを指摘されると、フォローされたというよりも、この環境でそれを言うか?という気持ちになってしまってつらい)。でも、夫にはこないだ「また作って欲しいかどうか言って欲しい」と明言してしまったので引っ込みがつかない。

 

・いつも使っているトラム、上りと下り(上りと下りという概念が当地にあるのかわからないが)で微妙に止まる駅が違うことにようやく気づいた。ハーブを買いに寄ったデパートからの帰り道、当然往路の下車位置の向かいに復路方面のホームがあると思い、自信満々に歩いて行ったらホームがなく、よく見たらその周辺は車も完全な一方通行になっていた。Google mapsに従ってすごすごと最寄り駅まで歩いた。帰宅してからパソコンで路線図を調べると、確かに駅の位置も名前も上りと下りで違っていた。日本にもこんな路線あるのだろうか。