A ready-made demo tape

淡々とした日記

20190619

※1日1ポストを目指していたのに周回遅れもはなはだしい、毎日の記憶はどんどん薄れていくので、ぼやっとした公式記録みたいになって情けないけど、思い出せる範囲で記録する

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頭痛と身体のこわばりがきつく、朝起きるのがつらかった、今は食べさせてもらっている身なので、夫を見送るのは必ず起き上がって玄関まで立つのだけはちゃんとやろうと思っているのだが、今日は本当に夫が出発する直前に身体を起こすのがやっとだった。

夕方知人宅に招かれているので、何か手土産を持って行かなければいけない(が、ホスト側はもちろん自分よりも現地での生活が長くて、どこの何がうまい、とかの情報には詳しいだろうし下手なお土産は気が引ける)、とか、時間通りにそこまで行かれるか、とか考えていると焦って何も手に着かなくなってトイレばかり行っている。よくこんなんで会社勤めしていたと思うけど、「先の予定がある」というのが本当に苦手だ。この緩い生活を続ける中でそれがもっと悪い方に加速しそうで怖い。

日本人が書いているブログで「甘すぎないお菓子が売られていて我が家のお気に入り☆」みたいな触れ込みの店(昨日の散歩ルート近辺)に行った。思ったよりケーキが大ぶりだったので、指二本でつまめるくらいの大きさのケーキを招待人数より少し多めに買った。保冷剤も緩衝材も入っていない箱(紙袋もない!)を慎重にエコバックに入れたが、気づくと時々縦向きになってしまう。道ばたで鳩の亡骸を見てぎょっとする。

幸い、待ち合わせ時間よりも早く着いたのでデパートのKiehl'sコーナーで洗顔フォームを買う(日本の定価よりも割高)。店員が白衣を羽織っているところや、店頭に骸骨が飾られているところなど、ディスプレイの雰囲気も日本と同じ。以前、リスボンの空港で、ロクシタンの店頭の雰囲気が日本のそれと全く同じでグローバル化・・・と若干薄気味悪く感じてしまったが、今日はかえって安心した。まだ時間があったのでデパ地下を眺める。フレッシュハーブ(束のパクチーとか)が安く売られているので今度買いに来ようと思った。生牡蠣などもあった。

招かれた家は・・・自分の今の住まいも豪華で快適だと思っていたけれど、まじでスペシャルな、1フロア1戸で天井高くて窓からの景色も印象派ですかみたいな感じだった。今働いていない自分が引け目を感じるような話題はなかったけど、何だろう、立派な持ち物(指輪、Apple Watchとか)を見ていると、今はこういう買い物をポンポンとはできないなと思った。でも今の自由な、関心を持たないといけない物事が少なくて済んでいる環境が自分にとっては何よりもありがたいごちそうだ・・・

食事があらかた済んでから皆で外に散歩に行った。夕食が終わってから散歩に行くという習慣が定着しているのが良い。皆東京での生活が長い者どうしなので、空が広いねえとかそんなことを言い合った。夕焼けがいつもにもましてきれいだった。

帰宅がずいぶん遅くなり、駅から家まで一人で帰るのはさすがにちょっとびくびくした。夫が見ていた動画(ブッシュマンが手作業で穴を掘って家を作るやつ)に思わず見入ってしまう(なんでそれを見ているのかはよくわからない・・・)