A ready-made demo tape

淡々とした日記

20190612

久々に朝から晴れて嬉しい。外に出ずにはいられない。

スーパーでBGMがかかっていないというのは間違いだった。でも音量は控えめで、多分スーパーのテーマソングとかでもない。

黒酢の酢豚を作ろうと思い立つ。

近所のスーパー①の酒売り場、エノテカ位の規模があるが売り場の7割がワインで、紹興酒はさすがにそこには売っておらず、中華食材店を目指してトラムに乗った。

「○○(任意の地名) 中華食材店」などのワードで検索すると何の足しにもならん糞みたいなブログばかり表示されるの勘弁してほしい。当人は情報提供のつもりでアップしているのだろうが、店名やロケーションもまともに書かれていないものが少なからずある。

商品のパッケージやふたにマジックで直接値段が書いてある明朗会計。紹興酒は1本だけあり、日本の価格帯の倍はしたけど買った。生春巻きの皮もあったので買った。ついでに板春雨もあるのではと期待したけれどこれは見つからなかった。あと、棚の上のほうにビニール袋に入った蒸籠が売られていた。こういうところで買えるんだったらあんなに無理して持ってこなくて良かったなと思った。

店には韓国(辛ラーメンとか)やインド(スパイス類)、タイ、ベトナムあたりの製品もあった。店員は中国系の人ではないかと思われた。英語もフランス語も堪能だった。先週昼食に入った中華料理店の店員も、英語とフランス語のどちらもよどみなく話しており感心した。

紹興酒を手にぶら下げながら、あまりに良い天気なので川沿いをぶらぶら歩いた。本を読もうかと思ったけど、そこらへんで腰を下ろしているのは、日焼け目的で独りで座って読書している感じの人か、いちゃついているカップルだけでなんか浮ついた感じの奴らに混ざるのは気が引けたので、そのまましばらく歩き続けた。

勤め人っぽい装いだが、「ほんまはなんかちょっと腰を下ろしてゆっくり景色を楽しみたいんやけど、浮かれてるみたいでちょっと自分が恥ずかしわ、でもなあ、いい景色よなあ」みたいなことを思ってそうな、わりとゆっくりあるいているサングラスの女性がいて、その人は最終的に川の欄干にちょっともたれてたたずんで、ハーやっぱこの町好きみたいな雰囲気を出していた。もちろん全部自分の想像で実際はなんかいやなことがあってオフィスや家に帰りたくなかったのかもしれないけど、ちょっとその人の心境を考えるのは面白かった。

 

酢豚のレシピ。ロースではなくバラで作った。こちらで売られているバラ肉、ミミガーっぽい食感の、日本で売られている肉だと多分そぎ落とされている皮っぽいところが残っていて私は嫌いではない。たまに細い骨もくっついているが。

recipe.kirin.co.jp

あと、キャベツのアチャールも作った。マスタードシードが、スパイス売り場でなかなか見つからず、今日スーパー①のスパイス売り場をもう一度なめるように見たところ、graine de moutardeの文字列が目に飛び込んできた。夫も喜んで食べてくれた。

www.elle.com

そのほか、きゅうりとトマトのサラダ、昨日の残りのポテトサラダ。先週末以来の、料理しんどくなった感じは少し改善したと思う。